研究室

研究室と言う働き方改革!と言う風潮を鼻からへし折る労働基準法ガン無視の環境に身を置いて2年目になった。今年の夏で卒業。早くこの牢獄から出たい。

 

今日は研究室の同期とコアタイム内に出来る労働量で帰る事が何が悪いんだろう?と言う話になった。私もそう思う。決して学部生は給料が出る訳でもないし、同学年の大半は研究室に属していても研究を全くせず授業に適当に出て単位を得て卒業が出来るし。なのに私たちはこの奴隷契約と似ているような環境で単位を得ようとしている。私達の最終的目的はしかも研究で単位を得る事以上にその先に待ち受ける卒業試験国家試験の合格なのに。今やるべきことに一番にあげるべきは勉強と言っていいほどでしょう。なのに、なのに研究を就業時間を超えてまでやる意味とは何だろう。その意見に対しては私もその同期とは全くを持って同感だった。

 

でも、同期に両手を上げてまで賛成は出来ない。だって、研究を行う事で単位を得ようと決めたのは私達なのだから、就業時間までは研究に努めるべきだから。学会発表に選ばれたのなら、責任を持ってやりとげるべきだから。なのにあの子たちはそれに対してもどうか取り組みがぬるいように見えた。周りの環境から得る助言ばかりで成り立つ発表。自分の実験なのに反応条件すら言えないのはどうなの?私はテーマ的にも研究室の中ではぐれものでいい結果も出ていないから学会なんて出れない。頑張ってセミナーの準備をしたのになぁ。ただただ悔しかった。

 

だから、今日その話を聞いていて、同期と先生達の板挟みになっている自分がいたことに気付いた。苦しかったな。

 

同期は私が苦しかった時に誰も気が付いてくれなかったしな。

 

私は私のやるべきこと(しっかり自分から何をすべきかなるべく考えて実験を行う・決して体力の限界を超えない・自ら卒論を進めていく・並行して国家試験の勉強を行う)と言う事をぶれないで行っていきたい。院生から陰でなんと言われようとも。こっちは国家試験に受かりたい一心なんだ。まあなんか言われて死にたくなったら大人に泣き付こう。